SFA（営業支援システム）導入によるデメリット

営業支援システムとして評判となっているSFAですが、メリットばかりではありません。
もちろんうまく活用すれば高い効果が期待できるものですが、実際に導入して失敗したという事例も少なくないため、導入すれば必ずしも効率化が図れるとは限らないのです。
では、SFA導入によるデメリットとは何でしょうか？まず1つは今までよりタスクが増えてしまう点です。
かなりの量の案件数があるとそれだけデータ入力に費やす時間が多くなるため、返って業務が滞る場合もあります。
2つめに、SFAはすぐにその効果が感じられるものではないという点です。
SFAは導入すればすぐに効率化を実感できると考えている方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
SFAはあくまで効率よく情報を管理・共有化できるシステムなので、重要なのはそのデータをどう営業活動に活かすかというところになります。
SFA導入ができたとしても、活用できなければただただ顧客や案件の情報を管理するだけのツールですので、100%使いこなすのであればそれによってまとめられた情報を分析することが改善のポイントとなります。